無料EA「Intercepter」に
新しいパラメーターを追加しました
先日アップデートしたばかりの無料EA「Intercepter」ですが、新たにパラメーターを一つ追加しました。立て続けでお手数をおかけしまして申し訳ありません。
今回は、EURUSDのLong用のパラメーターを追加しました。
このセットファイルでの特徴は、勝ったり負けたりを繰り返しながらなんとなくプラスにしていくタイプの動きで、単体で見るとそれなりに浮き沈みはあります。
しかしポートフォリオの一部としてであれば、収益曲線の平坦化に貢献できると思うので、資金的に余裕のある方は、よければ使って見てください。
今回追加したパラメーターファイルは「Intercepter-EURUSD-M5-Long-201801.set」です。既にダウンロードリンクに入っていますのでご確認ください。
今回のパラメーターによるバックテスト結果です。
バックテストの条件は、期間が2009年1月12日〜2017年12月23日まで、100万円スタートの固定ロット0.1でのテストです。
スプレッドは最悪を考慮して2.3pipsでテストしています。
<Intercepter_EURUSD_Long>
Intercepter_Long | |
純利益 | 350075 円 |
プロフィットファクター | 1.48 |
最大ドローダウン | 86,700 円 |
勝率 | 80.52 % |
取引回数 | 1663 回 |
こうやって見ると、非常に現実的な数字になっています。
先日アップデートした「Intercepter」のショートと比較するとやや見劣りすることは否めません。
ちょっと意外かもしれませんが、値を上げるときのパターンと下げるときのパターンは結構違うように思います。
そのため、当サイトの無料EAでは、ロング専用とショート専用のパラメーターを別々に最適化しています。
今回追加したロングのバックテストと先日アップデートしたショートのバックテスト、それとポートフォリオで使うことを考慮してロングとショートの合成データを比較してみます。
<Intercepter_EURUSD_Short> *先日アップデートしたセットファイルです。
<Long+Short>
重要そうな部分をザックリ比較して見ます。
Longのみ | Shortのみ | 合成データ | |
純利益 | 350,000 円 | 1,243,000 円 | 1,593,000 円 |
プロフィットファクタ | 1.48 | 2.68 | 2.08 |
最大ドローダウン | 86,700 円 | 68,789 円 | 70,542 円 |
勝 率 | 80.5 % | 90.2 % | 85.5 % |
取引回数 | 1663 回 | 1731 回 | 3394 回 |
0.1ロットで9年間のデータですが、最大ドローダウンが1800円くらい増えますが、リターンが35万円くらい増えているので、運用資金にある程度余裕がある方にとってはいいのではないかと思います。
(0.05ロットの場合は半分、0.01ロットの場合は10分の1で考えてください。)
ただ、バックテストなので今後ともこのようなパフォーマンスが続くとは限りませんが、期待はできると思います。
ある程度大きいロットで回している方の場合は、ショートよりも若干ロットは下げ気味にした方が良いように思います。
私の場合は、最大ドローダウンの値がだいたい同じくらいになるようなロット設定にする場合が多いと思います。(参考までに…)
ご利用の際は、ロット設定とマジックナンバーの重複がないかはご確認ください。