今週は重要指標が多く要注意
今週は今年最後のFOMCの他、市場にインパクトを与えそうな指標が多くありますので、自動売買の稼働には十分に注意してください。
以下に重要なものをまとめました。(日時は日本時間です)
12月12日(火曜日)
09:30 | 英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI |
12月13日(水曜日)
18:30 | 英・失業率、失業保険申請件数、平均賃金 |
12月14日(木曜日)
4:00 | 米・FOMC政策金利 |
4:30 | 米・イエレンFRB議長会見 |
21:00 | 英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録 |
21:45 | 欧・欧州中銀(ECB) 政策金利 |
22:30 | 欧・ドラギECB総裁会見 |
12月15日(金曜日)
随時 | 欧州首脳会談関連 |
順番に説明しますと、まず日本時間(以下全て日本時間)12月12日火曜日の16時30分、「英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI」があります。
13日水曜日の18時30分には、イギリス版の雇用統計「失業率、失業保険申請件数、平均賃金」が発表になります。
ポンドは最近指標に過剰に反応するように感じるので、ポンドがらみの指標は注意しておいた方が良いように思います。
そして、14日早朝4時「FOMC」です。
市場では利上げはほぼ確実と見られており既に織り込まれているようなのですが、来年以降の金利を予想する上で非常に重要と思われますので、発表される金利そのものよりもコメントやイエレン議長の会見の方が重要視されると思います。
同日、21時からは「英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録」があります。ポンドは前回利上げをしましたので今回は据え置きだと思いますが、政策金利以外でもなにか注意を引く発表があればポンドが大きく動く可能性がありますので注意してください。
さらに、21時45分「欧・欧州中銀(ECB) 政策金利」、22時30分「欧・ドラギECB総裁会見」と続きます。
こちらもFOMC同様、ドラギ総裁の会見の方が要注意かもしれません。
最後に指標ではありませんが、14、15日で欧州首脳会談がベルギーで行われていますして、ここからブレクジット関係のニュースなどが出たりするとポンドやユーロが大荒れにな可能性がありますので、今週の金曜日は普段より早めに自動売買を停止させた方が良いかもしれません。
なにかニュースが出るとしたら15日のロンドンが開くころからだと思いますので、日本時間の午後3時か遅くとも4時半ごろまでにはMT4を停止させておくと良いかもしれません。
ちょっとインパクトがありそうな指標が多く、自動売買においては気の抜けない週ですが、無料EAが健闘してくれることを願います。