先週は月末に向けてのポジション整理に加え、トランプ氏から輸入関税の厳しい方針が示されたことでリスクオフの流れから強いドル売りの週となりました。
主要通貨ペアについては概ねドルに沿った動きで、ドル円に関しては週末に植田総裁から今月の日銀会合での利上げを示唆するかのような発言があり、ドル売り環境下での強い円買いを誘い、結果的にドル円は急落し一気に150円を割り込む水準で引ける形となりました。
今週は米国雇用統計やベージュブックの他に、要人発言が多く何かと神経を使う週かもしれません。
今年も残り1ヶ月、慎重に行きましょう。
今週の重要な指標とイベントをまとめました。
*日本時間表記です
12月2日(月曜日)
24:00 米・ISM製造業景況指数(USD)
12月3日(火曜日)
05:15 米・FRBウォラー理事の発言(USD)
24:00 米・雇用動態調査JOLTS(USD)
12月4日(水曜日)
09:30 豪・四半期GDP(AUD)
23:00 米・FRBパウエル議長の発言(USD)
24:00 米・ISMサービス業景況指数(USD)
12月5日(木曜日)
04:00 米・ベージュブック(USD)
10:30 日・中村審議委員の発言(JPY)
22:30 米・失業保険申請件数(USD)
12月6日(金曜日)
08:30 日・勤労統計調査(JPY)
22:30 米・雇用統計(USD)
24:00 米・ミシガン大消費者態度指数(USD)